3月21日の春分の日の午後に長崎をスタート、20の夜にスタートする予定でしたが、仕事の関係で21日の夕方の出発となりました。昼過ぎに長崎に寄港していた豪華客船クイーンエリザベス号を見に行って、ちょっと約束の仕事を済ませてからの出発でした。

それから、とりあえずの今晩の目的地は、大分県玖珠町の童話の里「道の駅くす」まで、食事と入浴を済ませて到着、車中泊らしき車、キャンピングカー的な車が数台先着されていました。
朝、お互に笑顔で会釈しながら、起きて車の整理・準備等をして、犬の散歩。道の駅に桃太郎のオブジェがあり記念撮影。

今日の目的地は、今回のテーマの通り、水温む春ということで、水に関する場所を廻りました。

第一目標は、九州のナイアガラと言われる「原尻の滝」場所は大分県、豊後竹田、滝廉太郎作曲の「荒城の月」でも有名な竹田城址の横を通って豊後大野市に「道の駅原尻の滝」のすぐ横に田園の中にいきなり滝がある状況で、山間の滝とは趣が違います。

ただ、ここへ来るまでに、やまなみハイウェイの瀬の本を通り「くじゅう花公園」の横を抜け、阿蘇を一望できるあざみ高原展望所にて一休み、雲の中にうっすらと阿蘇の山並みを眺め、前日に寒の戻りか?吹雪いたとのことで、山は雪化粧をしていました。

犬は、雪をものともせずに走り回っていました。

さて、水にまた戻りますが、道の駅原尻の滝で情報を仕入れて、大野川沿いに一旦戻りながら、白水ダム、白水の滝、円形分水などを探しながら、ドライブしてシャッターを押してきました。まずは白水ダム、これは石積みの曲線が綺麗なダムで流れ落ちる水も表情があり、とっても気に入った被写体となりました。

つぎは白水の滝、ここには茶店があるということで、食事も取れるとの期待をもって行ったのですが、三月中旬からと書いては有ったのですが、まだやってなくて滝を散策するだけとなりました。「残念!」
滝も幾つもの流れがあって数個に分かれてそれぞれに名前もあったのかもしれません。一番奥あったのが白水の滝、一枚目の写真です。

 

 

 

 

次に探し回って見つけたのは、道しるべも解りにくく、また想像以上に小さかったので見落としてしまうところでしたが、道脇の田んぼの一角に水量豊かに中心円に流れ込む水圧で三方へと分水される仕組みに昔の人の治水能力の高さを感嘆させられました。

ここまで水に纏わり散策をして、阿蘇方面に向かいました。久しぶりに阿蘇高森を訪ねようと、根子岳を迂回しつつ、最後は水に相反して火に出会いました。阿蘇の春の風物詩とも言える。野焼き、山焼きです。メラメラ・パチパチと音も聞こえて、枯れ草の茶色と焼けた跡の真っ黒とその境目に音を立てて燃え広がる炎の赤、そこから立ち上る薄紫の煙とその向こうの青空に圧倒されてしばらく見とれておりました。

今回の軽キャンの旅は居合の九州昇段審査に向かう途中を大きく遠回りをして最後の一日は、昇段審査をして九州各地の剣士達の熱のこもった演武を拝見して、心地よく帰路につきました。