私の兄が2014年のホノルルマラソンに参加し完走してきたと云う事で、誘われ、啓発されて2015年の初旬より練習を開始して、徐々に距離の伸ばしながら挑戦してまいりました。長崎のランニング教室にも入会して基礎から学びながら、10月には志賀島金印マラソンで10km。
11月には大分国東とみくじマラソンでハーフマラソンに挑戦し、それぞれ完走はしたものの失望や挫折を味わいながら、いよいよ2015年12月ホノルルマラソン本番となりました。
ホノルル入りすると、ハワイはいつもの様に熱く迎えてくれました。マラソン当日も天気は良く晴れて、暑い一日となりました。朝5時に花火が上がりスタートを切るのですが、朝から一日の暑さを想像できる気候の中、まだ夜明け前の暗い中ホノルルのクリスマスの飾りつけを見ながら、走りはじめました。
水分不足にならない様に、各水場には必ず寄る事を、心に決めて、途中沿道にて相武沙希ちゃんの声援も受けて、タイヤモンドヘッドを廻った当りで朝焼け、朝日も望み、今日の無事完走を祈願して、まだまだ元気に走りました。20km位までは、結構元気だったのではないかと思います。高速道路に入りましたが、高速走行は出来ずに只々完走をめざし、周囲のランナーと抜きつ抜かれつしながら、集中力も継続することはなかなか難しく、気をひかれる若い女性ランナーが居ればストカー宜しく、ついて走り、少しペースを確保できたり、水場ではぐれて次のターゲットを探しながらペースダウンを余儀なくされたりと、これを繰り返して居たように思います。34km~37km位だったと思いますが、高橋尚子(Qちゃん)が声を上げながらグループを形成して走っているのに遭遇して、そのグループに混入する事に成功しましたが、ここでも水場と坂道などで、じわじわと離れていき、遂には離脱しました。(残念)あれに、あと5kmついて走れたならば、きっと6時間は切れたと頭の中では時計を見ながら計算出来たんですが、いかんせん体が付いては行けませんでした。
しかしゴール地点が見えた時は、走る気力が少し増したように思います。最後の走りに妻も感激をしてくれたようです。
本来、再生不良の貧血を持つ私としては、長距離走は余り良くないと医者にも言われていたことですが、なんとかゴールできました。
これは、偏に関係各位、皆様に感謝しなければならないと特に感じ入った次第です。ありがとうございました。結果、6時間20分の完走でした。

帰った翌日は、居合の稽古日で練習に参りましたが、足の爪を痛めていたために正座が出来ず練習は出来ませんでした。
仲間の皆さんの真剣な稽古に触れられた喜びを感じて又、頑張らねばと気持ちを新たに致すこととなりました。天と地と人々の営みに感謝・感謝・感謝です。